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和楊徳信掲載号:2017年1月号

写真大 エゾシカからのなめし革。鹿革は牛革やラム革よりも優れた柔軟性を誇る

写真 曹雪峰社長 写真 11月に東京ビッグサイトで開かれた「ファッションワールド東京」に出展

エゾシカ皮をファッション製品で輸出商品に

 和楊徳信は貿易商社として14年の創業以来、主に対中国貿易を中心にアクセサリー、化粧品、栄養食品、美術品、ファッション雑貨などを取り扱っている。

 同社は、農業や森林被害が深刻なエゾシカについて、食肉利用は進んでいるが、皮や脂肪などは廃棄物として処理されていることに着目。その有効利用の道を探ってきた。

「エゾシカの解体や皮革を各工場に依頼し、さまざまな商品に製品化するための原材料に仕上げています。原皮は道内唯一の工場と提携し、なめしは日本全国の工場とエゾシカ革の特徴を引き出し良品質を目指す。北海道の大自然の恵みをあらゆる方面へ提供していきたい」と曹雪峰社長。

 この試作品を16年11月に東京ビッグサイトで開かれた日本最大のファッション展示会「ファッションワールド東京」に出展したところ、世界各国のバイヤーから注目。製品化への好感触を得たという。

「オリジナルデザインでジャケット、鞄、靴などに製品化し、当社のブランドで売り出したい」(曹社長)

 また、脂肪分についても脱臭・精製し、化粧品として商品化する計画。「ラベンダーなどを加え、北海道産品として付加価値を高めたい」(山本申也専務)としている。角など他の部位も健康食品の原材料にするなどしてエゾシカの有効利用に寄与していく。

基本データ

住所:
札幌市北区新川2条12丁目1‐17
TEL:
011・777・9115
URL:
http://www.wayoutokushin.co.jp

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