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サントリー酒類掲載号:2019年1月号

写真大 「幅広いラインアップを提供し続けたい」と話す永井真三北海道支社長

写真 左から「-196℃ストロングゼロ〈ダブルレモン〉」、「-196℃ストロングゼロ〈ドライ〉」、「ザ・プレミアム・モルツ」、「同2018北海道デザイン缶(札幌大通公園)」 写真 「こだわり酒場のレモンサワーの素」 写真 左からブレンデッドウイスキー「サントリー角瓶」、バーボンウイスキー「ジム ビーム」

〝神泡〟が好調。外でも家でもおいしい飲み方を提案

〝業家連動〟を重視 「神泡」が浸透

 市場ではビール離れが叫ばれている中、看板商品である「ザ・プレミアム・モルツ」は堅調に推移。贈答用としての売り上げは前年を超えているという。

 現在、ビールの商品選択基準で「泡」が上位にランクインしている。そこで同社は商品開発だけでなく、ビールサーバー、専用グラス開発、アドバイザー制度など、さまざまな取り組みを実施。たゆまぬ努力の末、きめ細かいクリーミーな泡を実現した。これを「神泡」と称している。

 この極上の泡を飲食店や自宅でも楽しめるようにさまざまな取り組みを実践している。「ザ・プレミアム・モルツ」を取り扱う飲食店には、おいしい樽生の注ぎ方や機材管理といった独自の「樽生三原則」と「こだわり2ヶ条」をレクチャー。また、自宅用には缶に取り付け可能なサーバーがついた商品を販売し、全国で550万個を投入した。

「ザ・プレミアム・モルツは香りも楽しんでいただきたい。グラスに注ぎ、しっかりと泡をつくることで、よりおいしく味わえます。飲食店でおいしく高品質な一杯を体感してもらい、自宅用にスーパーやコンビニで購入いただくという〝業家連動〟を重視しています」と永井真三北海道支社長は語る。

 酎ハイ、ウイスキー市場も継続して拡大

 酒類市場では、缶酎ハイを中心とした高アルコール商品の需要も高まっている。「マイナス196℃ ストロングゼロ」は、前年と比べると約10%売り上げが増加した。好調の要因は食中酒として支持されていることにある。このほか、18年2月には、自宅で本格的なレモンサワーをつくれる「こだわり酒場のレモンサワーの素」を発売。投下初年度の出荷数は3万ケースを見込んでいたが、10倍の30万ケースに到達するなど大ヒット商品に成長した。

 同社はハイボールブーム再燃の火付け役。「トリス」、「知多」などを展開し、中でも「ジムビーム」は、5月にJR札幌駅南口広場で開催された「ジムビームハイボールトラックツアー」や9月に創成川公園で開催された「さっぽろオータムフェスト」でブースを出店。おいしいハイボールのつくり方を提案するなど好評を博した。

 しかし、9月6日に胆振東部地震が発生。同社では商品配送などに大きな影響が出た。

 永井支社長は「震災時、商品納入に大幅な遅れが生じ、ご迷惑をおかけしましたがご理解をいただき感謝しかありません。今回の結果を教訓として、有事の際でも商品をお届けできるよう改善して参ります。今後、ますます北海道のみなさんに親しまれるブランドになれるよう、タッチポイントの拡大を図っていきます。おいしい神泡ビールを提供していただく飲食店を1軒でも多く増やし、ご家庭でも愛飲してもらえるよう活動します」と意気込む。

基本データ

住所:
札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザビル12階
TEL:
011・746・4001
URL:
http://www.suntory.co.jp/

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