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KRS(ケーアールエス)
取材日:2015年12月

写真大 農林水産省が推し進める畜産クラスター実証支援事業に則った養豚施設

写真 「道内の養豚施設は増加傾向」と語る三澤社長 写真 維持管理しやすいように設計・施工 写真 室温管理を徹底した子豚の飼育スペース 写真 現在、重機35台を保有。高い技術力と施工力をウリにしている

技術と経験が必要な畜産施設建設に豊富な実績

 建設・土木工事を主事業とするKRS。「建設工事を通じて地域住民のみなさまの快適で安全な生活に貢献する」ことを信条に2003年に設立した。
 現在、社員は13人。多様なジャンルに熟練した職人がそろっている。道路工事などの公共事業や民間の畜産施設建設、住宅外構工事などに幅広く対応。その技術と施工力の高さには定評がある。
 中でも注力しているのが畜産施設建設だ。15年12月には、オホーツク管内斜里町の酪農業者の発注で、畜産器具メーカーの「イワタニ・ケンボロー」(本社・東京都中央区)とともに養豚施設を完成させた。延べ床面積が約700平方メートル、母豚250頭の養育が可能で、農林水産省が推進する畜産クラスター実証支援事業に則った最新施設だ。
 汚れを極端に嫌う豚のストレスに配慮し、糞尿処理などの衛生管理を徹底。維持管理を容易にした設計が特徴で、出産や子豚の飼育スペースなど、養豚の各工程に最適な環境を保つ室温管理設備など、さまざまな工夫が盛り込まれている。
 畜産施設の中でも、特に養豚施設の建設は豊富な経験や技術が必要なため、施工業者は限られているが「同施設にはこれまで下請けを含め、多くの養豚施設工事を請け負って、培った経験とノウハウを全て傾注した」と三澤巧社長が自負する機能性抜群の施設となった。
「豚は暑さに弱いため、道外の養豚業者からも冷涼な北海道は注目されています」(三澤社長)。
 同社では新設のほか、既存施設の改修工事の受注も増加しており、畜産施設建設分野においてその圧倒的な存在感を放ちはじめている。
 新規事業にも果敢に挑戦している。12年からは除雪業をスタート。今後は運送事業や重機整備の事業化も計画している。
「本業の建設業に派生する事業も積極的に手掛けていきたい。1つの分野に偏らず、事業を多角的に展開することでリスクヘッジにもなります。そのためにも現場スタッフの個々のレベルアップして企業基盤の強化を図りたい。元請け案件を増やしていければ」と三澤社長は今後の戦略を語る。

基本データ

企業名:
KRS(ケーアールエス)
住所:
札幌市東区北38条東21丁目1-7
TEL:
011・786・3606
URL:
http://www.krs-sapporo.com/
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