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大仁サービス

温水シャワーは溶かした雪を用いるため、水道代がかからない

高コスパな融雪機で除雪の作業負担を圧倒的に軽減

 北国の暮らしで避けられない除雪は、年齢を重ねるにつれ心身共につらいもの。こうした状況を解決するのが「大仁サービス」の融雪機「ゆうらく号」だ。

 設計から生産、施工までを一貫しており、手厚いアフターフォローも好評。累計販売台数は2万台にも上る。

 除雪方法は、雪を投入するだけ。投入口上部のシャワーヘッドから温水を散布することで効率的に雪を溶かす。処理能力は、1時間あたりスノーダンプ約90~125杯分。

 価格は工事費を含めて、80万円から。年間コストは灯油代で2~3万円ほどだ。

 畳1畳ほどの広さがあれば設置可能で、住宅購入時はもちろん後付けにも対応しているため、リフォームを機に導入するケースも多い。また、オール電化住宅でも灯油タンクを別途据え付ければ設置可能だ。

 問い合わせが毎年増えている影響から、冬シーズン前に設置する場合は、8月頃までの申し込みがおすすめだ。

 同社ではこのほか、ロードヒーティングと屋根融雪も取り扱っている。ゆうらく号の高い費用対効果を実感したユーザーが併せて導入するケースが多く〝快適な冬を過ごせている〟という声も多い。

「近年は排雪業者の人手不足もあり、作業が遅延するケースも多い。大雪に備えて準備をしてほしい」と福士賢一社長。