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函館ラ・サール中学校・高等学校

集団生活では生涯の友人も得られる

個室寮とは異なる集団生活で、人間関係力が身につく

函館市内のほか、札幌をはじめとする道内や全国各地から優秀な生徒が集まる「函館ラ・サール中学校・高等学校」。超難関と言われる国立大学や名門私立大学に数多くの合格者を出すなど、道内有数の進学校として知られている。

また、カトリックミッションスクールとして学力偏差値・進学実績至上主義ではなく、社会で求められる〝人間力〟の養成に力を入れている点も大きな魅力といえる。

例えば、全国唯一の「50人大部屋寮」は、東京や大阪、名古屋出身の生徒が約40人入寮している。異なる地域文化の中で育ち、また多様な価値観を持つ同級生や先輩、後輩と寝食を共にする濃密な〝人間体験〟は、人間関係力が求められる社会に出てから、大きな力となることは間違いない。他者を受け入れると同時に、自身の考えをしっかりと相手に伝えなければならない場面が多いからだ。

つまりは、学校生活そのものが〝小さな社会〟を形成している。将来、さまざまなシーンで必要となる対人関係力を磨ける絶好のフィールドとなっており、人格形成中の思春期に苦労しながらも身につけた社会性や協調性は、生涯の財産となるだろう。