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シティビルサービス札幌

本社ビルには、運営する「ピタットハウス中島公園店」が入る

リーシング部門を強化し、〝真の入居率〟を追求

道内外で約5500戸の賃貸物件を管理するシティビルサービス札幌。南郷7丁目店、中島公園店、北12条店に次ぐ札幌市内4カ所目の運営となる賃貸仲介店「ピタットハウス麻生店」を9月1日にオープンした。

仲介部門増強の狙いは、ずばり入居者満足度の向上だ。例えば学生が多く住むアパートにビジネスマンが入居すると、騒音などでトラブルが生じたり、早期に退去する可能性もある。仲介部門がこうしたミスマッチを未然に防止する役割を担う。

津田芳典社長は「入居者が満足すれば、自然と退去の抑止につながり、オーナーに安定経営をもたらすでしょう。各管理物件の〝カラー〟を熟知したルームアドバイザーがいるからこそ可能なリーシング術を追求します」と説明する。

入れ替わりの少ない物件は、売却も有利に進められるという。「高値で売却するためには買い手にとっての安心材料をそろえておくことが重要」と津田社長。

また、入居者募集の入り口である不動産ポータルサイトでの〝演出〟にもこだわり、南向きの部屋なら日光が差しこむ写真を、日当たりが悪ければカーテンを設置して間接照明などで〝映え部屋〟として掲載する。ひと手間かけた丁寧な入居者募集も同社の持ち味といえる。

9月にオープンした「ピタットハウス麻生店」