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青木内科クリニック
取材日:2017年7月

写真大 青木 伸院長 あおき・しん/1972年北海道大学医学部卒業。同大付属病院内科医員、斗南病院内科、札幌社会保険総合病院内科部長を経て、2000年に開院。日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。

写真 HbA1cの測定結果が即日わかる「HPLC」 写真 数多くのスタッフが青木院長をサポートする

数値管理で糖尿病をコントロール。手応えを感じながら通院

 糖尿病治療において豊富な実績を誇る青木伸院長。これまでに7000人以上を治療し、現在も常時1400人の糖尿病患者が通院している。
 世界基準の数値管理に基づいた治療は、客観的に現在の糖尿病治療の状況が把握できる。また、治療の成果や患者の日々の努力が結果として表れるため、手応えを感じながら通院できるのも大きなメリットだ。青木院長が最重要視しているのはHbA1c。6・5%以上で糖尿病と診断され、治療中は7・0%以下なら糖尿病がコントロールされていることを示す。同院の初診糖尿病患者のHbA1cの値は平均8・2%とかなり高いが、治療6カ月後には、基準値以下の平均6・6%まで下がっている。
 糖尿病は生活習慣病だけに、高血圧や腎臓病、高脂血症などを併発している患者が多く、約6割にも上る。
 こうしたケースの基準値も明確に設けており、糖尿病を合併した高血圧の患者、腎臓病を併発した患者の治療目標値は家庭血圧で125/75㎜ Hg‌以下。脂質異常症の治療目標値は、悪玉LDL―コレステロールが120㎎/dl以下。糖尿病に腎障害・メタボリックシンドローム・狭心症などを合併した場合は、LDL―コレステロール70㎎/dl以下としている。
 治療の鍵を握る新薬も効果的に投与している。
「飲み薬のDPP―4阻害薬は、高血糖時にだけ膵臓からインスリンを分泌させ、正常血糖へ下げます。理論的には低血糖を起こさず治療できる薬で、HbA1cを1・0%前後下げる効果があります。SGLT2阻害薬は肥満を改善し、高血糖も改善できる飲み薬。極端に痩せることはありませんが、4~10㌔は常時痩せられ、血糖値も改善します。最近の研究データでは心不全、糖尿病腎症も改善できることがわかってきています」と青木院長。
 注射薬のGLP―1受容体作動薬は、肥満度が高く、従来は治療が困難だった患者に積極的に活用している。
「個人差はありますが、5~20㌔の大幅な体重低下が期待できます。同時に血糖を正常化させ、HbA1cを1・6%前後下げられます。インスリンの分泌を弱らせない良い作用も持ち合わせているといわれています」
 糖尿病のみならずさまざまな生活習慣病治療に定評があり、通院している高血圧・高脂血症患者は約400人。メタボリックシンドロームの患者も多い。

基本データ

企業名:
青木内科クリニック
住所:
札幌市白石区南郷通1丁目北1 白石メディカルビル5階
TEL:
011・860・6771
URL:
http://www.aoki-naika.com/