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青木内科クリニック
取材日:2017年1月

写真大 青木 伸院長 あおき・しん/1972年北海道大学医学部卒業。同大付属病院内科医員、斗南病院内科、札幌社会保険総合病院内科部長を経て、2000年に開院。日本糖尿病学会認定糖尿病専門医。

写真 HbA1cの測定結果が即日わかる「HPLC」 写真 青木院長をサポートするスタッフたちの評判もいい

世界基準に基づいた数値管理で糖尿病治療

 これまでに7000人以上の糖尿病患者を治療してきた青木伸院長。現在も常時1400人の糖尿病患者、400人の高血圧・高脂血症患者が通院している。
 青木院長の糖尿病治療は世界基準の検査数値に基づいた数値管理が要。中でも重要視しているのはHbA1cだ。 
「HbA1cの値が6・5%以上で糖尿病と診断されます。また、7・0%以下が糖尿病が良くコントロールされている基準数値です」と青木院長。
 同院の初診糖尿病患者のHbA1cの値は平均8・2%。その値を治療6カ月後には、基準値以下の平均6・6%まで下げている。
 また、糖尿病患者の約6割が高血圧や腎臓病、高脂血症などを併発しているため、ここでも数値管理を徹底している。
「糖尿病を合併した高血圧の方、腎臓病を併発した方の治療目標値は家庭血圧で125/75mm Hg‌以下。脂質異常症の治療目標値は悪玉LDL―コレステロールが120mg/dl以下。狭心症をすでに発症している場合は100mg/dl以下、善玉HDL―コレステロール40mg/dl以上、中性脂肪150mg/dl以下です」と基準値を示す。
 治療に不可欠な新薬も効果的に投与している。
「飲み薬のDPP―4阻害薬は、高血糖時にだけ膵臓からインスリンを分泌させ、正常血糖へ下げます。理論的には低血糖を起こさず治療できる薬で、HbA1cを1・0%前後下げる効果があります。また、SGLT2阻害薬は肥満を改善し、高血糖も改善できる飲み薬。極端に痩せることはありませんが、4~10キロは常時痩せられ、血糖値も改善します。画期的な治療薬です」
 注射薬のGLP―1受容体作動薬は、大幅な体重減少が見込めるため、肥満度が高く、従来は治療が困難だった患者に積極的に活用しているという。
「個人差はありますが、5~20キロの体重低下が期待できます。同時に血糖を正常化させ、HbA1cを1・6%前後下げられます。インスリンの分泌を弱らせない良い作用も持ち合わせているといわれています」
 HbA1cを測定する機器「HPLC」なども完備しており、検査結果の大半は即日知ることができる。

基本データ

企業名:
青木内科クリニック
住所:
札幌市白石区南郷通1丁目北1 白石メディカルビル5階
TEL:
011・860・6771
URL:
http://www.aoki-naika.com/