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道南バス
取材日:2018年2月

写真大 緑と白の車体カラーでおなじみの道南バス

写真 室蘭観光協会の会長も務める石橋博信社長 写真 ハイブリッド仕様の都市間高速バス 写真 室蘭と宮古間に6月に就航するシルバーフェリー

九十余年にわたり胆振地域の公共交通の役割担う

 道南バスは1925年(大正14年)に創業した「室蘭自動車合資会社」が前身。以来、数回の企業合同を経て52年(昭和27年)に社名を「道南バス」とし、これまで九十余年にわたり室蘭市内をはじめ、胆振・日高・後志管内の地域住民の足として公共交通機関の役割を担い続けている。
 営業所数は10カ所。車両数は乗合329両と貸切51両の計380両で、年間売上高は乗合36億円、貸切10億円(2016年度末)に達している。
 現在は、創業時からの室蘭市内をはじめ、胆振・日高・後志管内40市町村に路線網を広げて公共バスを運行しているほか、札幌、函館、新千歳空港などの主要交通拠点を結ぶ都市間高速バスや、ツアー・団体客らを扱う貸切バスの運行をおこなっている。
 近年、路線バスでは千歳市などの人口増加地区や北海道新幹線のアクセス関連で新規事業を展開。また、今年6月には、室蘭と宮古間に就航するフェリー(川崎近海汽船)へのアクセスで路線の延伸を予定しており、こうした他輸送機関との連携で相乗効果を高めている。
 一方、貸切バス事業では道内主要観光地を訪れる利用者ニーズに幅広く対応。増加するインバウンド対策の一環として、車内案内放送の多言語化にも取り組んでいる。
「輸送の安全性を確保することが事業の原点であり責務。安全を最優先とするため、事故防止の年間重点目標を掲げ、全社あげてその達成に取り組んでいます。その一環として前方・後方・車内をカバーするドライブレコーダーの導入はほぼ100%。安全教育講習会など社員教育も定期的に開催して効果を上げています」と語るのは同社の石橋博信社長。
 また、アイヌ文化の認知向上のため4月から日高管内の3路線で停留所名や行く先案内などの車内放送をアイヌ語でもおこなう予定。これは内閣府が現在進めているアイヌ文化の情報発信振興策を受けてのもので「地域の文化をより身近なものとし、事業地域の魅力を高めるお手伝いとなれば」(石橋社長)としている。

基本データ

企業名:
道南バス
住所:
室蘭市東町3丁目
TEL:
0143・45・2131
URL:
http://donanbus.co.jp/
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