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退去時の現状回復費用を0円に ホットハウスが新サービスを開始
取材日:2016年10月

写真大

写真 汚れていたトイレの床と壁を原状回復。便器は適応外 写真 浮いた原状回復費用でリノベーション。新築同然になり入居率も向上 写真 結露でクロスが剥がれカビで黒ずんでいた壁と床を0円で原状回復

賃貸住宅の退去時における原状回復費を全額負担する――そんなとんでもないサービスが登場した。壁や床など適応範囲内であれば、オーナーの持ち出しは0円。これまで必要経費と諦めていたオーナーたちが、もろ手を挙げて喜んでいる。

【オーナーを悩ませる原状回復費用を0円に】

 定期的な家賃収入が得られるアパート経営は、安定した資産運用法として人気。とりわけ札幌は、地価が安く、学生も多い「アパート経営に最適の地」だ。 

 リスクとなる空室さえ避けられれば、計算通りの家賃収入が入ると言われる。ただし、避けられない出費もある。退去時の原状回復費用だ。人が住めば、自然に壁や床は汚れる。これをきれいに直さなければ、新しい入居者は入らない。

 明らかに入居者に非がある場合は入居者負担となるが、オーナーの立場は弱い。国土交通省でガイドラインが定められており、そのほとんどがオーナー負担。タバコのヤニ汚れなども入居者負担ではない。

 壁材や床材のリフォームにかかる原状回復費用は、一般的に1K、1LDKで1戸あたり10~15万円が相場。入退去が激しい単身者向け物件のオーナーには「また原状回復費か」と嘆きたくなるほど請求が来ているだろう。

 ここに着目したのがホットハウス(本社・札幌市、金澤寿治社長)だ。

「価格競争ではなく、価値ある管理を突き詰めて、管理戸数を増やす」という目標を掲げ、さまざまな可能性を模索。たどり着いたのが「オーナーの負担になっている原状回復費用を可能な限りカバーできないか」というものだった。

 住宅設備などの保証をするワランティテクノロジー(本社・東京都品川区)とタッグを組み、ホットハウスが持つこれまでの管理データを提供。1から商品開発に携わって、この8月に原状回復保証の「アセットリッチ」を共同開発した。

 メリットはコストダウンだけではない。退去から入居までの期間短縮だ。

 従来は退去後、管理会社が見積もりを取り、オーナーの許可を得て、業者の日程調整、工事、入居となっていた。しかし、アセットリッチの場合は、オーナーの負担を極力抑えているため、原則的に見積もり、オーナーの了承、業者日程調整の3段階が省略可能。入居までの期間、家賃を生まない期間が短縮できる。

【 1LDK32戸の物件で年間56万円超のプラス】

 原状回復の必要性をジャッジするのは管理会社であるホットハウス。ここで1つ疑問が浮かぶ。「できるだけ原状回復をしないのではないか」。

 しかし、そんな邪推をする必要はない。同社は前出の保証会社・ワランティテクノロジーとの共同開発により、適応範囲内の原状回復を実現するスキームを構築している。確かな目で必要な分の修繕を指示する。

 具体例を示そう。1LDK32戸のRC賃貸マンション。年間のリフォーム代は110万7265円。ここから適応外の原状回復以外の修理・補修工事を引いた62万9927円が床材・壁材などの原状回復費用。これがアセットリッチ適応となるため、オーナー負担0円になる。

 管理費は4・5%から5%に増えたが、この分の増額6万6171円を引いた56万3756円が、そのままオーナーの利益増となる。

 削減した原状回復費を新たな物件の投資資金、設備のグレードアップ、中・大規模修繕に充てれば資産はさらに強固になる。また、管理会社とやりとりする手間がなくなるのもうれしい。

 なお、アセットリッチは単なる原状回復保証にとどまらず〝最高級プレミアム管理サービス〟へ向けて進化している。

 第2弾としてすでにオーナーの全所有収益物件の資産管理をおこなうアプリケーションを開発中だ。

 詳しくは011・211・1067へ。または「ホットハウス アセットリッチ」で検索を。

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