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札幌円山整形外科病院
取材日:2017年7月

写真大 竹林庸雄院長 たけばやし・つねお/1989年札幌医科大学卒業。98年米国ウェイン州立大学留学後、札幌医大整形外科講師・准教授を経て、2016年札幌円山整形外科病院院長。日本整形外科学会認定整形外科専門医。日本脊椎脊髄病学会認定指導医。

写真 開放感のある受付・待合ロビー 写真 中央区円山エリアの医療を担う

脊椎・脊髄疾患が専門。難易度の高い手術の症例数も豊富

 竹林庸雄院長は、札幌医科大学卒業後、米国留学などを経て、同大医学部整形外科の准教授に着任。現在も臨床教授を務めながら、昨年11月に「札幌円山整形外科病院」の院長に就任した。  
 得意分野は、脊椎脊髄疾患。頚椎症性脊髄症や脊髄腫瘍などの手術をこれまでに2500例以上手がけてきた。
 特筆に値するのは顕微鏡を使った頸椎手術だ。術式は患者の負担を考慮して、頸部後方の筋肉を温存した低侵襲手術を採用。手術翌日から頸部装具を使わずに歩行ができ、術後10日~2週間で退院が可能になるという。
 この術式は技術が未熟だと四肢の神経麻痺をきたす場合もある難易度の高い手術だが、この頸椎手術だけでも700例以上の実績がある。
 極めて高度な技術が求められる脊髄腫瘍手術の症例も数多く手がけているほか、顕微鏡下でおこなう低侵襲の頸椎後方手術を道内で初めて実践した実績の持ち主でもある。
「基本は投薬やリハビリなどの保存治療を優先していますが、治療効果が不十分な場合は手術をおこないます」と竹林院長。
 このほか、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症(腰椎変性すべり症)、頚椎症(脊髄症、神経根症)をはじめ、後縦靭帯骨化症、高齢者の脊椎圧迫骨折、脊柱側弯症など、脊椎脊髄にかかわるあらゆる疾患に対応する。
 また、安心して手術を受けられるように院内設備も整えた。
「最大限の安全性を担保するために、ほぼ全例で術中モニタリングシステムを採用しています。これは頭部に電極をつけて電気刺激を送り、上肢や下肢の筋肉の反応を観察する方法。手術中に神経障害(麻痺)が出ているか否かを確認することで、術後の麻痺を防ぐことができます」と安全性を強調する。
 今年4月にはより高度な医療を提供するため「脊椎脊髄病センター」を開設した。自ら陣頭指揮を執るほか、センター長に小熊大士副院長、副センター長には阿部恭久診療部長を選抜。3人とも日本脊椎脊髄病学会の指導医であり、連携を取りながら日常的に専門性の高い診断と治療をおこなっている。
 また、高齢社会に対応するため、同院では安心してリハビリに集中できる環境を備えた地域包括ケア病棟も併設するなど、患者の早期在宅復帰を後押ししている。同法人では札幌市西区の「札幌琴似整形外科」をはじめ、八軒と宮の沢エリアに3つのクリニックを運営。病診連携を構築しているのも特徴だ。

基本データ

企業名:
医療法人 札幌円山整形外科病院
住所:
札幌市中央区北7条西27丁目
TEL:
011・612・1133
URL:
http://www.maruyama-seikeigeka.com/