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千歳相互観光バス
取材日:2017年4月

写真大 市民の通勤・通学の足を担う

写真 運行状況を把握できる「ち~なび」 写真 厳冬期に300世帯に戸別訪問を実施し、新路線を周知 写真 空港に出店するテナント責任者に新路線をPRする中村社長

デジタルとアナログの融合で利用者のニーズに応える

 千歳市内の路線バスのほか、スクルーバスや観光貸切バス、霊柩事業を展開する「千歳相互観光バス」。創業から41年を数え、千歳市民に親しまれている。
「この41年で、千歳市は大きく変化しました。1998年から始まった千歳市西部の勇舞地区の宅地整備は現在も進行しており、市内随一の人口増加地域になっています。同地区の北陽小学校は40学級1400人ものマンモス校です。こうした街並みの変化にも対応しなければなりません」と中村敬臣社長。
 昨年10月に千歳市内のバス路線を再編し、この勇舞地区とJR「千歳駅」、そして新千歳空港をつなぐ「勇舞空港線」の運行を開始。新路線のPRにも奮闘し、今年1月には、共同運行する道南バスの幹部と中村社長をはじめとする同社経営陣が、時刻表や運賃表などを片手にバス停の近隣住居約300世帯に戸別訪問を実施した。空港テナントの責任者会議にも出席し、〝通勤の足〟として新路線の認知度向上にも努めている。
 この路線再編に合わせ、千歳市や千歳科学技術大学、地元のIT企業らとともに開発したのが、インターネットでリアルタイムに運行状況が確認できるバスロケーションシステム「ち~なび」。GPS車載器を活用し、乗りたいバスが今、どこにいるのかを瞬時に把握できることがこのサイトの特長だ。
 専用アプリのダウンロードは不要で、スマートフォンやパソコン、タブレットにも対応。高齢者にも配慮した道内初の試みで、5月からは他社を含め、千歳市内の全路線を網羅している。
 こうしたデジタルとアナログの融合が奏功し、「勇舞空港線」は月単位の売り上げが半年間で6割上昇。今年は商業施設群を横断する「市民病院プール線」を強化する計画で、店舗先などで利用客に路線をPRする。
「交通インフラ次第で、人口や雇用に多大な影響を及ぼします。千歳は道内35市の中で最も平均年齢が若い都市。人口も順調に増えています。この恵まれた環境で、街づくりの一翼を担う責任は大きい。引き続き千歳市と協力し、地域に密着した〝顔の見えるバス会社〟を目指していきたい」と中村社長。

基本データ

企業名:
千歳相互観光バス
住所:
本社営業所・・・千歳市里美2丁目1番5号 札幌営業所(貸切)・・・北広島市輪厚431番地3
TEL:
0123・28・8822(本社営業所) 011・377・8811(札幌営業所(貸切))
URL:
http://www.chitose-bus.co.jp/
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