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北海道整形外科記念病院
取材日:2017年7月

写真大 中村聡子医師 なかむら・さとこ/1995年札幌医科大学卒業。札幌医科大学付属病院第1内科(現消化器免疫リウマチ内科)、札幌山の上病院部区院副院長などを経て、2017年北海道整形外科記念病院医長・リウマチ膠原病科センター長就任。日本リウマチ学会認定リウマチ専門医、日本リウマチ学会認定リウマチ専門医。

写真 羊ヶ丘通沿いに面し、3つの駐車場を完備している 写真 広々としたロビーにはカフェも併設されている

早期発見・早期治療が重要なリウマチ治療で豊富な実績を誇る

 月間約7000人の外来患者が訪れる「北海道整形外科記念病院」で、リウマチや膠原病を専門に診療しているのが中村聡子医師だ。
 リウマチは原因不明の自己免疫性疾患。指などの小さな関節の痛み、腫れが進行しながら慢性化し、関節炎が長引くと関節の軟骨や骨が破壊(関壊)され、日常生活に支障をきたすようになる。また、中高年の女性に多く発症するのも特徴の1つだが、中村医師は「妊娠中など、男性の先生には相談しづらいことや、心配なことがあれば気軽に相談してほしい」と、同性ならではの目線で治療にあたっている。
 15年程前までリウマチは治療による病状改善がほとんど見られない疾患の1つだったが、2003年に生物製剤が登場し飛躍的に進化。現在に至るまで、さまざまな薬が開発され、痛みはもちろん関節の破壊も抑えることが可能となってきた。
「効果的な薬が、多数開発されリウマチ治療の選択肢は格段に増えています。しかし、全ての患者さんに同じ薬を処方すれば良いというわけではなく、症状を見極め安全性と有効性のバランスを考えることが重要です。薬の効果や処方期間なども充分に説明し、患者さんの不安をできるだけ取り除くことで、円滑に治療を進めていきたい」と中村医師。
 また、リウマチは関節が壊れ始めると内科的治療では症状を抑えるのが困難なため、早期発見・早期治療が重要となる。しかし、早期のリウマチは検査で発見しづらいため、中村医師は問診も重視している。
 例えば「いつから痛いのか」「熱はあるか」「最近風邪を引いたか」など、リウマチと似た症状がある別疾患の可能性を除外しながら症状を見極めていく。
 また、同院は年間平均手術件数3300件を数える道内屈指の整形外科。進行したリウマチの手術に対しても柔軟に対応している。
「もし痛みを我慢し、症状が進行してしまった場合でも、外科的治療を施すことにより生活に支障がないレベルまで回復することも多い」と中村医師。他科との連携により外科手術が必要な場合も同院で治療を完結できるのも強みだ。
「治療が順調に進んでいても、安心せず小さな変化も見逃さないように心がけています。そのため、〝風邪の症状があった〟〝体がだるい〟など関節の痛みと関係ない症状でも気軽に言ってほしい」と中村医師は話す。

基本データ

企業名:
医療法人 北海道整形外科記念病院
住所:
札幌市豊平区平岸7条13丁目
TEL:
011・812・7001
URL:
http://www.hokkaido-seikei-kinen.jp/