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北海道医療大学
取材日:2016年5月

写真大 浅香正博学長(あさか・まさひろ) 北海道大学医学部卒業。 北海道大学病院院長、同大学大学院医学研究科がん予防内科学講座特任教授などを歴任。2015年10月より本学副学長として着任。16年4月より現職。

写真 JR「北海道医療大学駅」と直結する当別キャンパス

地域医療連携推進法人の設立で、実践教育の質的向上図る

 ――貴学のアドミッションポリシーは。
 浅香 本学は教育を通してチーム医療をはじめ、地域社会や国際社会に貢献できる自立した専門職業人を育成することを目標にしています。そこで、アドミッション・ポリシーとしては、生命を尊重し、他者を大切に思う心はもちろんのこと、保健・医療・福祉に関心があり、地域社会並びに人類の幸福に貢献する目的意識を持っている人材を広く求めています。
 そして、こうした専門職業人を育成するために「全学教育科目」と、各学部・学科の「専門教育科目」からなる学士課程教育をカリキュラムの基本としています。本学に学び、実践を通して高い技術と知識、優れた判断力と教養を身につけた学生に対して「学士」の学位を授与することとしています。
 ――来年4月の地域医療連携推進法人設立との関連は。
 浅香 これはポリシー全体を具体的に推進する大きな役割を果たすことになると思います。連携する社会医療法人社団カレスサッポロは、札幌市内に2つの病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しており、約400床を持っています。新法人設立によって、カレスの医療機関が本学の臨床実習の場となり、本学の附属病院のように質の高い実践教育をおこなうことができるわけです。
 従来は各地の病院に実習の受け入れをお願いしていましたが、さらに教育効果を上げることが期待されます。今後は医師を中心とするチーム医療によって治療から社会復帰までがどのように進むかが非常にわかりやすくなると思います。学生たちもそういう教育を受けますとモチベーションも非常に高まります。今回のカレスとの連携は大きなインパクトになると思います。
 ――在宅医療や地域包括ケアシステムとの関連は。
 浅香 新法人が設立されますと、急性期・慢性期医療から在宅医療も法人内で実習できる体制となります。医療系大学でそこまでかかわるのは本学が初めてのケースでしょう。これは厚労省が進めようとしている地域包括ケア、在宅医療を具体的に実現していくことになるわけです。本学がすでに開設している、あいの里キャンパスの地域包括ケアセンターも今回の連携によって、より地域社会への貢献度を高め、多領域にわたる実習教育が可能になります。
 ――貴学は各学科と関連する国家資格の取得も好成績です。
 浅香 私立医療系大学としては、順調に卒業を迎えるのはもちろんですが、まず国家試験合格が最大目的です。2016年新卒者では薬剤師、看護師、保健師、言語聴覚士が90%以上の合格率となっています。今後も17年に初の卒業生を出す理学療法学科、作業療法学科も好成績が期待されます。さらに新たな国家資格となる公認心理師試験への対応も進めています。
 チーム医療で重要な役割を果たす看護師については専門分野を持つ認定看護師や、さらに高度な能力を要求されるナースプラクティショナーなどへのキャリアアップの道も用意しています。
 ――高大連携の幅も広がりました。
 浅香 高校生を対象に、将来へ向けた情報発信や進路を見極める一助として模擬講義や体験授業、職業体験(インターンシップ)などをおこなっています。
 高校生にも身近なテーマである栄養と運動、看護と医療、食品成分などについての出張授業や、本学内での看護師や薬剤師、理学療法士などの仕事の体験に高い関心が寄せられています。

基本データ

企業名:
北海道医療大学
住所:
【当別キャンパス】石狩郡当別町金沢1757/【札幌あいの里キャンパス】札幌市北区あいの里2条5丁目
TEL:
【当別キャンパス】0133・23・1211(代表)/【札幌あいの里キャンパス】011・778・8931(代表)
URL:
http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/
教育:大学