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国立病院機構函館病院
取材日:2018年1月

写真大 道南の地域住民から親しまれている国立函館病院

写真 加藤元嗣院長 写真 昨年12月に函館短期大学でおこなわれた加藤院長のピロリ菌出前講演会

道南地域の基幹病院として良質な医療を提供

「国立病院機構函館病院」(加藤元嗣院長)は、湯の川温泉にほど近い閑静な住宅街に位置する公的総合病院。複数の診療科を標榜し、他の医療機関とも連携を密にしながら患者目線に立った懇切丁寧な医療を提供している。
 循環器疾患に関しては、「地方循環器病センター」として、植込型除細動器や心室再同期療法および経皮的冠動脈形成術などを積極的に実施。心臓リハビリテーションやドライサウナによる和温療法にも力を入れている。
 また、循環器疾患の発症や治療と深い関連のある睡眠時無呼吸外来の開設ほか、心臓や血管の超音波検査の勉強会を主催している。
 さらに、心臓血管外科では従来の冠動脈バイパス術や弁置換術・形成術、末梢血管に対する手術などに加え、昨年12月に「腹部ステントグラフト実施施設」となり、より幅広い治療に対応。今年1月には「浅大腿動脈ステントグラフト実施施設」にも認定され、循環器疾患に求められる医療を多方面から提供している。
 呼吸器科においては、呼吸器疾患専門医療施設として、気管支喘息、肺気腫、呼吸不全、肺腫瘍などの疾患に対して専門的な治療を実施。肺がんの手術は年間50例を数え、そのほとんどは低侵襲の胸腔鏡下でおこなっている。
 同院は2016年3月に「北海道がん診療連携指定病院」に指定され、同時に「NHO函館消化器病センター」、同年11月に「同函館がん予防センター」を立ち上げた。
 消化器病センターでは、内視鏡検査やコールドポリペクトミーを積極的に実施。全国平均より30%以上も多い、函館市の大腸がん死撲滅に取り組んでいる。
 また、がん予防センターでは、函館市でがんの検診率が低いことから、人間ドックの中に「肺がん」「胃がん」「大腸がん」検査を組み入れ、「乳がん」「子宮がん」検診もセットで実施が可能。専門の看護師がコンシェルジュとして検査終了まで対応し、検査結果を踏まえた日常生活のアドバイスをおこなっている。
 乳がんやピロリ菌の出前講演会も道南地区の町村、企業、学校等に出向いて実施。医師、看護、事務スタッフが一丸となり、がん予防の情報発信、啓発活動に取り組んでいる。

●診療科目
循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、外科、消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺外科、気管食道外科、泌尿器科、皮膚科、放射線科、病理診断科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、婦人科、眼科

●診療時間
月~金 8:30~12:00 13:00~17:15

●休診日
土曜・日曜・祝日・年末年始

基本データ

企業名:
独立行政法人 国立病院機構函館病院
住所:
函館市川原町18番16号
TEL:
0138・51・6281
URL:
http://hnh-hosp.jp/