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三光産業
取材日:2016年5月

写真大 全道から集められた廃タイヤ

写真 髙橋勝也社長 写真 約1万坪の広さを誇る勇払工場 写真 米国製の廃タイヤ処理機 写真 細かく切断・粉砕されたゴムチップ

廃タイヤにおける循環型企業として地域社会に貢献

 三光産業(髙橋勝也社長)は1986年に帯広市で設立された廃棄物リサイクル業者。
 設立以来、廃タイヤの回収、運搬、処理、リサイクルを中心に業務を拡大。現在では道内主要都市はもちろん、東北、関東方面にも営業所を構え、苫小牧と宮城県に大型のリサイクル工場を所有している。
 同社は〝タイヤを生かし、未来に生きる〟をモットーに、タイヤにおける循環型企業を目指す三光グループ(髙橋繁樹会長)の中核企業。収集・運搬の「高橋商事」(帯広市)、輸出入関係の「ウイングコーポレーション」(苫小牧市)、タイヤ販売の「安全タイヤ」(帯広市)との4社でグループを形成。廃タイヤのリデュース(抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)を展開している。
 2007年に「環境ISO14001認証」を取得している勇払リサイクル工場(苫小牧市勇払145‐256)は、約1万坪の敷地内にゴムチップ製造プラントを所有。年間約2万トンの廃タイヤを処理している。
 工場内にある大型の廃タイヤ処理機では、道内各地で集められた廃タイヤを細かく切断・粉砕。ゴムチップへと生まれ変わり、製紙工場のボイラーなどに化石燃料の代替エネルギーとして使用(サーマルリサイクル)されているほか、土木資材の原材料として、ゴムチップマットや舗装混入材、製鋼原料などにリサイクル(マテリアルリサイクル)されている。
 同社では今後の需要拡大に備えて、破砕設備の増設を予定している。
 また、グループ会社のウイングコーポレーションを通じ、中古タイヤを海外に輸出。約30カ国の現地バイヤーと連携し、オーダーに合わせてタイヤのサイズや等級を揃えてコンテナで出荷。その量は国内の商社売りと合わせて約1200コンテナ、1万6000トンにも及ぶ。
 三光グループは社会福祉活動にも積極的。苫小牧市や帯広市にある保育園や幼稚園に遊具などを贈っているほか、一般家庭で処分に困っている古タイヤの無料受け入れなども実施。昨年9月におこなわれた「第31回赤十字北海道大会」では地域貢献や募金活動が認められて「金色有功章」が贈られている。

基本データ

企業名:
三光産業
住所:
帯広市大通南16丁目
TEL:
0155・26・3530
URL:
http://www.tyres.co.jp/
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