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ベテル泌尿器科クリニック
取材日:2017年7月

写真大 三熊直人院長 みくま・なおひと/1983年札幌医科大学卒業。王子総合病院、市立室蘭総合病院、NTT東日本札幌病院、3年間の米国留学を経て、2004年開院。元札幌医大非常勤講師。日本泌尿器科学会専門医。医学博士。

写真 食堂は入院患者の交流の場 写真 受付・待合は男女で分けている

HoLEPの国内第一人者が安全に再発なく肥大前立腺を除去

 国内最多症例――どの科目、どの術式を見ても、この肩書を持つ医師のほとんどは首都圏にいる。その中で札幌市北区にあるベテル泌尿器科クリニックの三熊直人院長は、前立腺肥大症手術「HoLEP」において国内最多の症例を持つ。2017年7月末現在で、その数は2694例。いよいよ3000例も視野に入ってきた。
 HoLEPとの出会いはまだ勤務医だった2000年。当時主流の前立腺肥大症手術は、肥大した前立腺を電気メスで削るTURPという術式だった。三熊院長は出血が多く、痛みも強く、入院も長いうえに再発も多いこの術式に疑問を持っていた。そして、より良い術式を求めてたどり着いたのが、レーザーを使って、前立腺をくり抜くように切除するHoLEP。04年に開院するとHoLEPによる前立腺肥大症手術を開始した。
「手術時間は標準的なケースで30~40分。100㌘を超える大きな前立腺も切除できます。大きい分だけ手術時間は長くなりますが、出血も決して多くはなりませんし、血液サラサラの薬を服用したままでも問題ありません。麻酔科医が立ち会って全身麻酔で手術をしますので術中もつらくありません」
 三熊院長が症例を重ねるのと並行して、医学会でもHoLEPが持つ「出血が少ない」「術後の痛みが軽い」「カテーテル挿入期間が短い」「術後の排尿感が良い」「短期間の入院」「EDにならない」「再発しない」などのメリットが高く評価されていった。現在は多くの医師が症例を積み上げており、前立腺肥大症手術はTURPからHoLEPへという流れができつつある。
 投薬治療や温熱療法を勧める医療機関もあるが、三熊院長は「薬で大幅な症状改善は望めません。前立腺肥大症の根治は手術以外にはないのです。先延ばしにしてもいずれ手術を考える時がやってきますし、術後の回復過程を考えると60代での手術をお勧めしたい。我慢しながら不便な生活を送るよりも手術をして早くスッキリしたほうがいいでしょう。保険適応ですので手術費も標準的ですし、手術したほうがトータルの医療費を抑えられます。」とQOLと金銭面からアドバイスを送る。
 札幌市北区及び石狩市のかかりつけ医としての役割も担っており、近隣の住民を中心に尿管結石や膀胱がんの手術件数も増えている。また、男女を問わず過活動膀胱の外来も多いという。「過活動膀胱は投薬で改善できます。身構えずに気軽に診察に来てください」と呼びかける。

基本データ

企業名:
医療法人社団 ベテル泌尿器科クリニック
住所:
札幌市北区新琴似11条17丁目
TEL:
011・769・8801
URL:
http://www.bethel-uc.jp