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ベテル泌尿器科クリニック
取材日:2018年1月

写真大 三熊 直人院長 みくま・なおひと/1983年札幌医科大学卒業。王子総合病院、市立室蘭総合病院、NTT東日本札幌病院、3年間の米国留学を経て、2004年開院。元札幌医大非常勤講師。日本泌尿器科学会専門医。医学博士。

写真 受付・待合は男女で分けられている 写真 入院患者の交流の場にもなる食堂

国内最多症例を持つHoLEPの第一人者が前立腺肥大症を根治

 中高年男性の多くが悩む前立腺肥大症。手術は前立腺を削り取るTURPという術式が長きにわたり主流だったが、ここ数年でくり抜くように切除するHoLEPという術式が増えてきた。
 このHoLEPを国内で普及させた功労者であり、国内最多の症例数を持つのが「ベテル泌尿器科クリニック」の三熊直人院長だ。症例数は、2018年1月末現在で2766例に上る。
 HoLEPはTURPと比較して「出血が少ない」「術後の痛みが軽い」「カテーテル挿入期間が短い」「術後の排尿感が良い」「短期間の入院」「EDにならない」「再発しない」など多くのメリットがある。
 手術せずに薬でごまかしている人も少なくないが、「投薬治療で完治することはありません。我慢して、治療費をかけながら通院するよりも手術をするべきです。夜間頻尿の悩みから解放されれば、睡眠の質は高くなり、気分も晴れやかになります。老後を楽しく、元気に暮らしてほしい」と三熊院長。
 TURPでの手術は多量の出血に備えて、血液をサラサラにする抗凝固剤の服用を一時的に中止する。心筋梗塞や脳梗塞の既往歴がある人にとってはリスクとなっていた。しかし、HoLEPならば、抗凝固剤を使用したまま手術できる。70代、80代の患者も数多く手術を受けている。
 手術時間は標準的なケースで30~40分。麻酔科医が立ち会い、全身麻酔で手術するため苦痛も少ない。また、従来では開腹手術となっていた100グラムを超える大きな前立腺も、三熊院長なら開腹せずに切除できる。
「術後5年たった患者さんが、再発かもしれないと来院したので検査したところ、前立腺がんだったというケースがありました。初期症状は似ていますので、安心を得るためにも年に1回、定期検診に来てください」と呼びかける。
 手術で根治し、通院の必要がなくなるのは患者にとって大きなメリットだが、同院を受診する機会は減ってしまう。前立腺肥大を根治させるHoLEPならではの悩みだ。

基本データ

企業名:
医療法人社団 ベテル泌尿器科クリニック
住所:
札幌市北区新琴似11条17丁目
TEL:
011・769・8801
URL:
http://www.bethel-uc.jp