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ニセコ脳神経外科
取材日:2017年1月

写真大 木原光昭理事長 院長 きはら・みつあき/1992年札幌医科大学卒業。中村記念病院、葛西循環器脳神経外科病院、新さっぽろ脳神経外科病院を経て2013年に開院。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医。

写真 さまざまな脳疾患に対応 写真 羊蹄山の麓に位置する 写真 清潔感のある院内

高齢化が進む倶知安・ニセコ地区で地域医療に貢献

脳神経外科の治療施設がなかった倶知安・ニセコ地域で2013年に開院した「ニセコ脳神経外科」。
「開院前はさまざまな病院で得意分野に特化した手術や治療をおこなってきました。しかし、地域住民とふれ合いながら脳に関するさまざまな疾患の治療をおこないたいとの思いが強まり、開院を決意しました」(木原光昭理事長)。
 その言葉通り診察内容は幅広く、認知症の予防や治療、脳梗塞の原因となる心臓の診断、脳卒中の危険因子である高血圧、糖尿病、脂質異常症などさまざま。そのほかにも、顔面けいれんに対するボトックス治療や頸椎・腰椎の診療や治療もおこなっている。
 院内には検査を完結できるようにと1・5テスラのMRIや心臓の状態も確認できるエコー、マルチスライスCTなど大学病院並みの検査機器を完備。手術が必要になる場合には、小樽市内の提携病院で木原理事長自ら執刀。
 手がける術式は全国的にほとんど例がない慢性硬膜下血腫の日帰り手術や脳動脈瘤ネッククリッピング術、頚部頚動脈狭窄症に対する「内膜剥離術(CEA)」や「浅側頭動脈‐中大脳動脈バイパス術」などさまざま。また、そのほとんどが約10日間で退院可能となっている。
「できる限り患者さんに負担がかからない術式を選び、より専門性の高い手術が必要な場合は、違う先生を紹介するなど患者さんに一番良い方法を柔軟に提案しています」と木原理事長は話す。
 また、交通手段がない患者に対しての無料送迎もおこない、黒松内町や神恵内村、留寿都村まで幅広くカバー。同地域になくてはならない存在となっている。
 今後は、さらなる地域貢献を目的に隣接地にリハビリ施設なども併設した高齢者向け住宅施設の開設も構想中だ。
「開院5年目を迎えさまざまな患者さんと接してきました。そんな中で、介護が必要な高齢者の受け皿やリハビリ施設の不足など、高齢化が進むこの地域ならでは問題を感じました。それらをを少しでも解消できるように診療だけではなく介護を含めたバックアップもおこなっていきたい」

基本データ

企業名:
医療法人社団 ニセコ脳神経外科
住所:
虻田郡倶知安町北3条東7丁目3-9
TEL:
0136・21・5500
URL:
http://niseko-n.com