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トウマ電子工業
取材日:2017年9月

写真大 ペットボトルの水を投入すると、瞬時にふわふわのかき氷ができる

写真 オリジナルキャンピングカー を製造・販売 写真 車内の家具なども自社で施工

技術力で躍進。次はふわふわかき氷で市場創出へ

 工業用電子部品製造を主事業とするトウマ電子工業。航空機ディスプレー管用電子銃や、がん検査に広く用いられる最新医療機器「PET」のセンサー基板製造などで圧倒的なシェアを誇るものづくり企業だ。
 創業は1972年。白黒テレビ用ブラウン管電子銃の製造を皮切りに、カラーブラウン管やオーロラビジョンブラウン管用電子銃など技術力を生かして業容を拡大してきた。
 新たな市場の開拓にも積極的で、9月1日には粉雪のような食感のかき氷がつくれる瞬間製氷機「パウダーアイスメーカー」を発売。開発した韓国企業から技術支援を受けて、電圧や冷凍用圧縮機の仕様を日本向けに改良。自社製品として製造・販売を開始した。
 大きな特徴は2つ。水から瞬時に氷を製造することと、ふわふわ食感の氷ができることだ。マイナス35度以下に冷却したドラムに水を接触させることで瞬間的に凍らせ、できた氷を刃で薄く削り取っていく。氷の粗さも変更できるため、粒の粗いものから、ふわふわ食感のパウダーアイスまで自在につくることができる。
 すでに大手アイスクリームメーカーや飲食店から問い合わせが相次いでいる。また、同製品でつくったパウダーアイス仕様のかき氷は「アイスクリーム頭痛」と呼ばれる冷たいものを食べた時に起こる頭痛の心配がほぼないという。そのため、高齢者の熱中症対策として、福祉施設などからの問い合わせも多い。
 8時間の稼働で180キロのかき氷を製造でき、家庭用コンセントで作動可能。希望小売価格は54万円(税込)で、屋外でも使用できる冷却装置はオプションで20万円となっている。類似品に比べて価格は半額以下、サイズも小ぶりで導入しやすい。同社では年間200機の受注を目指している。
 また昨年スタートさせたキャンピングカー事業も好調。オリジナルキャンピングカーの製造やレンタカーサービスのほか、11月にはキャンピングカーの預かりサービスを開始する予定だ。

基本データ

企業名:
トウマ電子工業
住所:
上川郡当麻町1247番地
TEL:
0166・84・2357
URL:
http://www.touma-ele.com/
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