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セーフティーステップ
取材日:2015年12月

写真大 部材をユニット化し、ハンマー1本でスピーディーに組み立てられる「クサビ式足場」

写真 高木茂光社長 写真 全国的にも指折りの大型機材センターを石狩市に構える

施工体制の大幅増強で新たな顧客開拓に挑む

 目まぐるしく景況が変化する建設業界。2013年は、アベノミクスと消費増税前の駆け込みで活況を呈したが、増税後は息切れ。さらに人件費高騰、職人不足も慢性化している。将来の成長が予測できない中での投資も難しく、停滞ムードが漂う。
 こうした状況下でも受注を増やし、着実に事業を拡大しているのがクサビ式足場の施工・レンタルを手がけるセーフティーステップだ。
 13年には、受注に見合う体制を整備するために、石狩営業所に併設する機材センターを3倍に拡張、全国的にも最大規模とした。また、職人の増員と足場部材の増強にも積極的だ。
「ソフトとハード両面をバランスよく増やすことが施工力アップにつながる。ただ、受注が集中する繁忙期にはご要望に応えきれないこともあった。これが反省点」と高木茂光社長。
 同社のビジネスモデルは、建物の形状や敷地状況に柔軟に対応できるクサビ式足場を電話1本で希望の日に施工し、レンタルするというもの。建設会社にとっては、安全かつ使いやすい足場を負担なく得ることができるメリットがある、
 従来は戸建て住宅分野が中心だったが、中高層建物でも揺れが少ない足場材を新たに導入。16年は中高層建物まで業務の幅を広げていく意向だ。大型の建設工事は季節を問わないため、冬期間の需要増にもつながっていくとみている。
 道内の拠点は、札幌本社及び石狩、苫小牧、室蘭の各営業所の4拠点。現場の情報はオンライン化された各拠点のシステムで集中管理している。現場管理の裁量は各営業所に持たせつつ、情報を本社で一括管理することで、職人や足場部材の配分をコントロール。トータルで効率的な運用を実現している。
 こうした管理体制が整ったこともあり、本州での展開にも乗り出した。15年にはグループを含め8拠点目となる福岡に進出。これを足掛かりに、九州での新たな拠点開発、営業展開を加速させる考えだ。また、関西地区ではM&Aも進行中だという。
 冬期間の受注が厳しい北海道で得たノウハウを生かし、通年営業ができる本州で、さらなる高みを目指す。

基本データ

企業名:
セーフティーステップ
住所:
札幌市西区八軒10条西12丁目6-1
TEL:
011・632・8700
URL:
http://www.ashibaya.com/
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