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サンパワー
取材日:2015年5月

写真大 小樽市銭函5丁目の広大な敷地に設置されるソーラーパネル(完成予想図)

写真 田中 奨社長 写真 「サンパワー第1発電所」の出資者に発行される優先株式

新エネルギーの普及に貢献。豊富な実績を背景に売電事業開始

太陽光発電の専門業者として2002年に創業した「サンパワー」。一般家庭向けの太陽光パネルの販売・施工に加え、産業用の太陽光発電にも積極的に取り組んでおり、昨年夏には小樽市銭函にメガソーラーを建設。2万3000平方メートルの敷地に4000枚のパネルを設置し、年間155万キロワットの発電を予定している。
 同社の特徴は、高品質・低価格。より発電量の多い単結晶のパネルをできるだけ安く提供し、より質の高い工事を目指している。同社の田中奨社長は取扱資格(ID)を取るのが難しいドイツの太陽電池メーカーQセルズ社のIDを取得した北海道第1号マイスターで、国内でも76番目。工事の品質以外にも、太陽電池メーカーや架台メーカーに、より良い製品づくりの観点から発言し、影響を与えている。
 また、パネルとともに太陽光発電の心臓部ともいえるのが直流電気を交流電気に変換するパワーコンディショナーだ。
 通常1メガワット(1000キロワット)規模のメガソーラーの場合は500キロワットのパワーコンディショナーを2台設置するが、同社では10キロワットのパワーコンディショナー100台を使用。発電率が向上するとともに、代替品を常備することで、故障が発生すると数カ月といわれる復旧期間を3日以内に短縮。リスクの軽減も実現している。
 こうした実績を背景に、同社では売電事業を開始。4月に子会社の「サンパワー第1発電所」を設立し、小樽市銭函の既存メガソーラーに隣接して1・04ワットのメガソーラーを新設する計画。1口700万円で49人の出資者を6月15日から募っている。田中社長は「出資者には優先株式を発行。株主となってもらい、年70万円を20年間分配します。年利に換算すると10%となります」と説明する。
 発電開始は、来年7月からを予定。三菱電機の単結晶パネル260ワットを採用したほか、広い敷地を利してパネルが重なることなく真南に向けて設置できるため、最大限の性能発揮が可能となっており、過去の設置事例から算出し、年間157万キロワットの発電量を見込んでいる。
「年間157万キロワットで4600万円の売電収入を見込んでいます。維持費380万円の残り4220万円の中から3430万円が分配金となる計算です」と田中社長。
 同社では今後も売電事業を推し進め、新しいビジネスモデルを構築。同時に、北海道の環境維持に貢献していく方針だ。

基本データ

企業名:
サンパワー
住所:
札幌市中央区南1条西4丁目 大手町ビル5階
TEL:
011・232・0661
URL:
http://sunpower-co.jp
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