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グランド歯科医院
取材日:2017年9月

写真大 挽地 俊哉院長 ひきち・としや/1985年日本歯科大学新潟校卒業。92年グランド歯科医院勤務。95年同院院長に就任。日本歯科医療管理学会、理事。日本顎咬合学会、指導医。日本歯科審美学会、会員。ドックベストセメント療法認定医。

写真 アメリカで開発されたドックベストセメントを使用

水の無菌化は必要十分条件。安心の「歯科治療水安全認定施設」

「あなたが受診している歯科医院は細菌が入っていない水を使っていますか。歯科治療で使用する水には、多くの細菌が潜んでいる可能性があります」とグランド歯科医院の挽地俊哉院長は警鐘を鳴らす。札幌市中心部で診療する同院は、徹底した院内感染予防をおこなっている。
 多くの医院では歯を削る際に治療機器から水道水を出している。水道水にはわずかに細菌が存在するが、通常は塩素の働きで繁殖を防いでいる。
 しかし、治療台と治療機器を繫ぐ管の中だと話しは変わる。管内の水が滞留することで塩素濃度が低下し、細菌が繁殖するからだ。繁殖した細菌が管の内壁にバイオフィルムを形成することで、細菌増殖の温床となる場合もある。「日本歯科医学会」がおこなった調査によると、歯科医院の治療水から水道水の10倍の細菌が検出されたケースが報告されている。
 水道水には強い病原性の細菌がないため、免疫機能によって症状が出ることは少ない。しかし、抵抗力が弱い子どもや高齢者は、発熱などを引き起こす可能性があるため注意が必要だ。
「治療機器は水を止める際に噴出部の水を吸い込んでいます。治療時に口腔内で飛散した細菌が管内に入り込むことは明白です。機器の交換や滅菌だけでは十分な対策とは言い切れません」と挽地院長。
 同院では安全な治療環境を実現するために、院内で使用する水の全てを殺菌作用があるエピオスウォーターへ変更。根本的に細菌を繁殖させない対策をとっている。水質は毎朝スタッフが検査をおこない殺菌効果を確認。毎年院内の水を検査機関に提出し細菌検査も実施している。
 さらに、治療前の患者にはタンパク質の汚れを分解し、殺菌もおこなうポイックウォーターでのうがいと、ブラッシングを促している。治療前に口腔内の細菌数を減らし、感染のリスクを最小限に抑えている。
「治療に来た患者さんに細菌を感染させては本末転倒。最新の治療や高い技術も安心の治療環境あってのもの」と挽地院長。
 治療環境の整備に加え、同院では他に先駆けて、削らない虫歯治療「ドックベストセメント治療」をおこなっている。
 ドックベストセメントは虫歯を削らずに殺菌する治療法。鉄、銅、亜鉛、リンなどのミネラルを主成分とする特殊なセメントを患部に塗り、含まれる鉄と銅イオンの殺菌作用で治す。
 挽地院長は「ドックベストセメント治療の際には、虫歯菌が他の歯に移らないよう、カバーをかけて治療しています。どんな治療でも殺菌、感染予防が重要です」と話す。

基本データ

企業名:
グランド歯科医院
住所:
札幌市中央区北2条西3丁目1‐8 朝日生命札幌ビル2階
TEL:
011・261・8066
URL:
http://www.dental-park.jp/granddc/