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みやざき外科・ヘルニアクリニック
取材日:2016年7月

写真大 宮崎恭介院長 みやざき・きょうすけ/ 1966 年生まれ。聖マリアンナ医科大学卒。愛育病院、北海道大学病院、手稲渓仁会病院外科などに勤務。97 年北大医学部大学院修了。2003 年4 月開院。麻酔科標榜医、日本消化器外科学会指導医、アメリカヘルニア学会会員、日本ヘルニア学会評議員、聖マリアンナ医科大学臨床教授。

写真 今年の聖マリアンナ医科大学病院での手術の様子 写真 成人鼠そけい径ヘルニア手術では8種類のメッシュシートを使い分ける

全国屈指。鼠径ヘルニアなど日帰り手術が6000例を突破

 道内唯一の〝オフィスサージョン〟と呼ばれる外来外科手術専門医として2003年に開院。以来14年間で6072例(15年12月末現在)の日帰り手術を執刀してきた。
 このうち成人鼠径ヘルニアの手術は5011例におよび、これは大学病院を含めた国内全医療機関の医師のなかで1、2を争う執刀実績だ。
 成人鼠径ヘルニア(脱腸)は、加齢による筋力低下などで足の付け根の筋肉の隙間から腸が突出する疾患。国内で年間14〜16万人が治療を受けているとされる。入院手術が一般的な日本に対して、欧米では日帰り手術が普及。入院期間と治療費の負担を大きく軽減できるとして、世界では日帰り手術が趨勢となっている。
 宮崎恭介院長は1999年に米国・ニュージャージー州への研修で、鼠径ヘルニアに特化したオフィスサージョンの存在を知る。
「単一疾患に特化し、同一の手術を毎日、多数執刀することにより治療実績の向上を図ることができる」と判断し、帰国後4年の準備期間を経て同クリニックを開院。日帰り手術専門の外科クリニック開院は日本初だ。
 開院後の手術成績は極めて良好で、09年以降は術後の出血が2例、再発が1例のみ。創部の感染や神経痛は皆無で、国内における外科の日帰り手術に対する信頼を確立した先駆者ともいえる存在だ。
 日帰り手術は治療費や時間を省くことができるほか、治療自体を周囲に知られないのがメリット。同クリニックには地方から訪れて、手術後数日、札幌駅近郊のホテルに滞在し帰省する道外患者も少なくない。
 手術当日のおおまかなスケジュールは、午前7時から絶飲食、午前9時に来院後、午前9時半に手術開始。約1時間で終了し、麻酔から覚めたら食事、給水して回復室で休息。午後3時に術後診療をおこない、問題がなければ退院となる。
 宮崎院長は状態によって8種類のメッシュシートを使い分けて隙間を塞ぐ術式を採用。熟練の手術法などについて医学雑誌や学会で数々の論文を発表しており、最近では「臨床外科」5月号に「再発鼠径部ヘルニアに対する鼠径部切開法」を発表するなど日帰り手術の普及に貢献している。
 なお同クリニックでは、小児鼠径ヘルニア、臍ヘルニア(でべそ)、下肢静脈瘤、体表のしこりなどにも日帰り手術で対応している。

基本データ

企業名:
医療法人社団 みやざき外科・ヘルニアクリニック
住所:
札幌市中央区北5条西2丁目 JRタワーオフィスプラザさっぽろ7階
TEL:
011・209・5283
URL:
http://www.pharmarise.jp/miyazaki-surgery/