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ひきち眼科
取材日:2017年1月

写真大 引地泰一院長 ひきち・たいいち/ 1987年旭川医科大学卒業。同大医学部眼科学講座講師、大塚眼科病院副院長などを経て、16年5月ひきち眼科開院。日本眼科学会認定眼科専門医。日本眼科学会、日本網膜硝子体学会、日本糖尿病眼学会各会員

写真 待合室、検査室からは札幌の街並みが一望できる 写真 硝子体手術のシェーマ。眼球に小さな穴をあけ、器具を挿入して硝子体を切除する 写真 最新鋭の医療機器を備えた手術室

網膜硝子体疾患の手術に豊富な経験と高い技術

 引地泰一院長は「網膜硝子体疾患」治療の第一人者。眼科病院として道内最大陣容を誇る大塚眼科の副院長から2016年3月に独立。開業して間もなく1年を迎える。 
 網膜硝子体疾患は、網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性症などが頻度の高い疾患で、いずれも治療が遅れると失明に至ることもある。   
 加齢や内科疾患に伴っての発症も多く、中でも糖尿病の合併症の1つである糖尿病網膜症が成人の視覚障害原因の第2位、50~60代では第1位となっている。
「糖尿病網膜症は、糖尿病によって血管がもろくなる病気です。網膜に出血やむくみが起こり、視力が低下します。進行すると病的な血管の膜が網膜表面に増殖し、血管が切れて大量に出血したり、増殖した膜に引っ張られて網膜剝離が生じることで、著しい視力低下を招きます。早期の治療が肝要です」
 進行例の治療は大出血や網膜牽引の原因となっている増殖した血管の膜を取り除く硝子体手術で、多くの経験を有する限られた医師しかおこなわない高い技術が必要。引地院長は勤務医時代に1人の医師としては年間300件と全道トップ級の症例を重ねており、独立・開業に時間を要したこの1年でも、200症例に達する見込みだ。
 硝子体手術の所要時間は30分ほど。術後の痛みはほとんどなく、日帰りが可能だ。また、最新の技術により、以前必要だった傷口の縫合も不要。
「患者さんへの侵襲が少なくなり、心身ともに負担の軽減につながっている」と語る。
 眼科疾患に対しては、従来よりも患者側の意識・関心が高まっているといわれている。引地院長は「それでもなお早期の診断・治療が何よりも大事」であることを強調する。
 その背景には、糖尿病網膜症をはじめ、眼科疾患の多くが初期段階では自覚症状が認められないという特徴があり、「自覚症状がなくても半年か1年に1回は受診して早期発見・治療につなげることが大事」と啓蒙する。

基本データ

企業名:
ひきち眼科
住所:
札幌市北区北7条西5丁目 札幌北スカイビル14階
TEL:
011・708・1010
URL:
http://www.hikichi-eye.jp/