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2015/02/27(金) 「“自共”対決だ!」共産党が札幌市長選へ候補擁立

  

 3月29日の札幌市長選挙告示まであと1カ月弱となり、立候補を予定する各陣営は活動を活発化させている。自民党推薦の本間奈々氏、民主党推薦の秋元克広氏はそれぞれ、2月7日、20日に総決起集会を開催。数千人の支持者を集めた。2014年12月の衆議院議員選挙に北海道1区から出馬した飯田佳宏氏も、25日に立候補を表明している。

 そんな中、動向が注目されていたのが共産党だ。上田文雄札幌市長とは憲法観や反原発などで考え方が一致。同党道委員会は、上田市長が初当選した03年の再選挙の期間途中で運動を中止して以来、07、11年と候補擁立を見送ってきた。上田市長の引退を受け、同党道委員会と支持団体による「明るい札幌市政をつくる会」で候補選考を進めてきた。だが意見はまとまらず、2月13日に同会では独自候補擁立を断念していた。

 しかし、その後も同党では「上田氏と違い、本間氏、秋元氏の政策に大きな違いはなく、両者とも政策的に一致する部分がない」(同党道委員会幹部)として、党単独で候補の選考を続行。27日に春木智江同党道副委員長の擁立を決定した。

 同日午後、同党道委員会事務所でおこなわれた記者会見には、春木氏と青山慶二同党道委員長が出席。青山委員長は「本間氏だけでなく、秋元氏も後援会には経済人の名前が並び、政策的にも違いが見いだせない。選考の過程を見ても、この2人の戦いは、本質的に言って自民党の分裂選挙だ」と断じた。その上で「国政では安倍政権が暴走している。そこへモノが言える市長でなくてはならない。それができる候補は春木氏だけ。今回の市長選は“自共対決”だ」と強調した。

 また春木氏は「国民保険料滞納者への強制取り立てをはじめ、生活福祉の面で行政の責任を放棄するような政策が目立った。そうした市民に“冷たい”政策を改め、市民の暮らしを守っていく」と話した。

 今後は札幌市議会議員選挙に立候補を予定する12人の候補らと連動して同党の政策を訴えていく構えだ。(清水)

=写真=青山慶二共産党北海道委員会委員長(左)と札幌市長選候補の春木智江副委員長