「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ > 日々刻々

々刻々

このエントリーをはてなブックマークに追加

2015/04/30(木) 円山公園のバーベキュー解禁も桜は“散り際”

  

 例年にない陽気が続き、1953年の観測開始以来2番目に早い4月22日に開花した札幌の桜。25日には満開となり、多くの人が市内各地で花見を楽しんでいる。

 市内一の名所・円山公園(中央区)では、例年、開花時期に合わせて2週間ほど、園内に火気使用ができる区域を設定。「花見でバーベキュー」は札幌の春の風物詩として親しまれている。だが今年は同公園の管理事務所が移転作業をおこなうことを理由に、火気使用期間が29日から5月6日までの8日間に短縮。解禁日の29日には、待ちわびた花見客が同公園に殺到したが、すでに桜は散り際。お花見時期を“外して”しまった。

 29日に同公園を訪れた客からは「今年は満開の時期にバーベキューできず残念」といった声が多く聞かれた。また「火気使用期間が自体が短く客が集中したのか、例年より場所取りが大変。ぎゅうぎゅう詰めですよ」という団体客も。この日は毎年同公園で花見をしている本誌記者も現地を訪れたが、客の数は例年の3割増しで多いと感じた。

 なお同管理事務所は「毎年、事前に火気使用の許可期間を設定しており、開花状況に合わせて見直しをしている。今年も開花が早く進んだため期間の前倒しを検討したが、仮設トイレや警備人員の確保が難しく断念した」と説明する。

 その上で「期間が短くなったことについて、評価していただく地元住民の声も届いている。今年から初めて火気使用を禁止する区間も設定しており、火を使わないお花見もぜひ楽しんでほしい」(同管理事務所)と話している。(清水)

=写真=円山公園管理事務所による花見時期の火気使用許可区域図(同管理事務所ホームページより)