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2016/07/20(水) カレスサッポロが公開の決算報告会

  

お金の話というのは、なかなかオープンにしにくいもの。それは企業も同じで、上場でもしていない限り、決算を公にすることはそうそうない。医療界はとくにその傾向が強い。本来、病院収入の原資は、国民が支払っている保険料。きちんと開示する義務があるはずだが、現実は公立病院くらいのものだ。

そんな中、札幌市内で北光記念病院、時計台記念病院などを運営する社会医療法人「カレスサッポロ」は、2年前から決算報告会をオープン化している。法人の全職員、主要取引先、報道関係者らをロイトン札幌の「ロイトンホール」に招き、大城辰美理事長みずからが2015年度(2015年4月~2016年3月)の決算を説明した。

本業である医業収入は97億5200万円(前期比9.3%増)、経費を除いた業務利益は7億2000万円(同9.3%減)。付帯業務を含めた連結決算では、総収益100億9500万円(同8.7%増)、経常利益は7億3200万円(同14.6%減)だった。

収益は過去最高を記録。一方で、介護老人保健施設「けあ・ばんけい」の統合、国内初の看護師のためのスキル・ラボ「クリニカルシミュレーションセンター」の開設、オーダリングシステムの更新など、高額な費用が発生したため減益となった。大城理事長は「結果として増収減益となったが、高額費用は将来に対する前向きな投資。今年度は良好な決算」と評価した。

=写真=2015年度の決算報告をする大城辰美理事長(7月15日、ロイトン札幌)