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月の穴場

斎藤 豊
昭和3年11月江別生まれ 自転車にテントを積み込み、北海道の全沿岸2,400キロを自給自足で9年間釣り歩く。 NHKをはじめ各民放テレビ・ラジオに出演。

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2012年5月号 

 寒さも和らいで、道央・日本海から春の人気者ホッケの便りが飛び交うようになってきた。釣り方は投げ、ウキ、ルアーとジャンルは問わないが、比較的釣りやすい魚であることから海釣りの対象魚としては最もポピュラーである。
 この釣りの醍醐味は、なんといっても他の魚では見られない短時間での爆釣、大漁の3ケタ釣り。「そんなに釣ってどうすんの?」と純粋なリリース組から叱られそうだが、釣れ上がる度に30~40センチの良型となれば、途中でやめようにもなかなか手が止まらない。
 宮野~太田の北桧山大成線(道道740号)には、岬を拾っただけでも湯ノ尻、稲穂、小歌、日昼、添泊、帆越と絶好の好釣り場が軒並み連続する。中でも小歌岬は、誰しも1度は入ってみたいと思う昔ながらの名釣り場。ソイ、アブラコのほか、ホッケの大物釣り場としてもその名が高い。
 岬へは上浦(都)漁港を過ぎてすぐ、駐車禁止の標識が立つカーブ地点を下りる。先端までは柱状節理風のガツガツした岩場。岬の先は2つに分かれており、高く尖った最先端(右)よりも小高い棚状の左先端の方が竿も振りやすく、釣果の方も断然有利となる。魚種も春のホッケから始まってアブラコ、ソイ、カジカといったところ。いずれも足元からドン深なだけに大物の期待がもてる。ホッケのウキ釣りをするなら中間手前の左側。水没する岩礁棚の下がホッケの通り道になっているので数釣れる。時には40センチ超えの大型もしばしば。