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月の穴場

斎藤 豊
昭和3年11月江別生まれ 自転車にテントを積み込み、北海道の全沿岸2,400キロを自給自足で9年間釣り歩く。 NHKをはじめ各民放テレビ・ラジオに出演。

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2012年4月号 

 春4月。日本海の釣りが断然面白くなってきた。まだ本格的シーズンとは言えないが、ターゲット(標的)となるのは積丹町神崎漁港のホッケを中心としたカレイ釣り。当時を知る人ならわかるだろうが、この漁港はもともと岩礁帯に造られたちっちゃな船揚げ場といった感じの浅い港。多くの釣り人は、柾泊にあることから単に柾泊と呼んでいた。その後、1952年10月6日に第1種漁港に指定され、港の規模もぐ~んと拡大された。当時の釣り人がこの漁港の虜となったのは、何といっても本命場所である西防波堤(外防)先端部に付く岩場であった。釣れる魚も遠・近使い分けでホッケを中心にアブラコ、マゾイ、マガレイ、クロガシラなど。特にマガレイ、クロガシラは群を抜いて大型の出た場所で、ここを知る人たちだけが密かにいい思いをしてきた、いわば穴場的存在のポイントでもあった。この岩場では度々50センチ超えのクロガシラやアブラコも出たりして、大いに話題を呼んだものだった。
 現在は外防も以前より60メートルほど真っすぐ沖へ延び、先端部近くの右側に20メートルの突堤も造成された。これらの工事によって岩場は消滅したが、延長されたとはいえ依然として先端部がポイントであることには少しも変わりはない。むしろ、先へ延びた分だけホッケやカレイが余計釣れるようになった気さえする。
 また、新設された北防波堤(内防)からは、水深4メートルの根原狙いでハチガラやカジカも期待ができる。