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月の穴場

斎藤 豊
昭和3年11月江別生まれ 自転車にテントを積み込み、北海道の全沿岸2,400キロを自給自足で9年間釣り歩く。 NHKをはじめ各民放テレビ・ラジオに出演。

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2012年3月号 

 釣り人といえども、寒風吹き荒ぶ海の寒さは身に染みる。が、テレビCMのように「サビィなぁ、冬はやっぱしサビィなぁ…」なんて言ってはいられない。今ではすっかり恒例となった後志管内島牧村の冬のイベント「第22回2012あめますダービーin島牧大会」だ。大会範囲は島牧海岸全域で、ルアーとフライで釣り上げた雨鱒の身長・重量で順位が決まる。期間は12月17日から3月25日までの100日間。一般、女性・ジュニア(小学生~高校生)に分かれて日ごろ自慢の腕を競い合う。昨年は226人参加で、優勝の栄に輝いたのは身長70センチ、重量3・7キロを手にしたアングラーだった。しかし今冬は道外勢も含めて341人の多数が参加し、既に73・5センチを筆頭に70センチ台だけでも3匹登録(1月23日現在)されたので、閉幕の25日まではうかうか目が離されない。
 特に島牧海岸には折川、大平川、泊川、千走川ほか多数の大小河川が流れ出しており、岩魚の降海型が雨鱒であるため、海へ出てからも河口周辺から離れないと言われているだけに雨鱒ファンはこの周辺に集中する。中でも大平川右岸のトイレ下海岸、泊地区の永豊寺裏海岸、江ノ島海岸の通称18番、シケでも波には強い千走漁港手前の海岸などが人気の釣り場となっている。
 大会参加者は残り少ない最後の踏ん張り、思いっきりロッドを振ると意外と大物に恵まれるかも…。われわれは、この雨鱒を畏敬の念を込めて「海アメ」と呼ぶ。