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月の穴場

斎藤 豊
昭和3年11月江別生まれ 自転車にテントを積み込み、北海道の全沿岸2,400キロを自給自足で9年間釣り歩く。 NHKをはじめ各民放テレビ・ラジオに出演。

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2012年1月号 

 テレビを見ながらぼけ~っとしていると、ジジジ~ン、ジジジ~ンと電話のベル。誰かと思ったら釣友Kさんからだ。「2時間ほどで刺身になるソイ12匹…しかも釣り場は札幌圏から近距離の苫小牧港だ」なぁんて話を聞かされるともうじっとしていられない。
 Kさんから電話のあった数日後、娘夫婦の運転で尋ねあぐねてやって来たのが苫小牧港の西港岸壁。到着後、果たしてKさんのいう突堤はどこか?とあちこち探す。何せここは初めての場所。ようやくそれらしい所を見つけて明るいうちに突堤先へと荷物を運ぶ。時計を見るとまだ正午過ぎ、「ソイの出番にはあまりにも早すぎる…」てなことで水面近くまで下り、沈水する足元のテトラの間に仕掛けを落とす。底まで落ちきれないのか水深は3メートル弱。入れて間もなく房掛けしたイソメの餌にチョンチョンと来た。「なんだハゴトコかぁ?」と思っていたら、いきなりガック~ン!と大きな当たり。水面に姿を現したのは、何と目測50センチはあろうかと思われる大きな魚だ。車に戻って計測すると、ここでは珍しい51センチという超バカでかアブラコだった。
 日が落ち始めた夕マズメ、ウキ釣りに切り替えて本命のソイを狙う。1発目に来たのは28センチの良型のクロソイ。続いて珍しくも33センチのキュウリウオ。この夜の釣りは、33匹というクロソイの釣果。粘ればまだまだ釣れたが22時過ぎには納竿とした。が、ここがKさんの言う釣り場であったかは定かではない。