「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ > 釣り > 今月の穴場
写真

月の穴場

斎藤 豊
昭和3年11月江別生まれ 自転車にテントを積み込み、北海道の全沿岸2,400キロを自給自足で9年間釣り歩く。 NHKをはじめ各民放テレビ・ラジオに出演。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年6月号 

「ホッケが来たぞ~」と釣り専門誌。40センチ超え混じりで3ケタ爆釣!なぁんて紙面に数字が躍ればもうじっとしていられない。しかも釣れているのは殆どが脂の乗った赤ボッケ。GWを目の前にした4月後半、そのホッケ釣りたさにさっそく釣友Mさんに誘いをかけた。二つ返事で2人で直行したのは後志・島牧海岸。
 寿都を過ぎると、どこの磯にも釣り人の姿が目立つ。座り込んで今か今かとアタリを待つのはカレイ釣り、波打ち際でロッドを振るのはサクラマスか海アメ狙いのアングラー、岩場で忙(せわ)しなくロッドを上げ下げするのはウキ釣り専門のホッケ釣りファンであろう。原歌まで来て、蒲原大平盤に入ろうかシマロッペに入ろうか?と迷ったが、車窓から眺める岩場にはどこも大勢のウキ釣師たちがいる。「こりゃ、たまらん!」と、落ち着いたのは道内一周でも良い思いをした兜岩覆道前のオコツナイ岩場。
 日がそろそろ翳(かげり)を見せてきた。十数人いたホッケのウキ釣り組も、殆どがクーラーを満杯にして引き上げた。残ったのは投げ釣りをしていた我々だけ。昼間は頻繁にアタリを見せるホッケに飽き飽きしたが、日没過ぎると待っていたように30センチ超えのシマゾイやクロゾイが来た。垂らし釣りをしていたMさんも、良型アブラコやガヤを釣りあげて大賑わい。翌朝、夜明けを待ってウキ釣りに切り替えた。コマセをまくと大きなホッケの群れがすぐ寄って来た。この朝は、約3時間で100匹近く釣って竿止めとした。