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月の穴場

斎藤 豊
昭和3年11月江別生まれ 自転車にテントを積み込み、北海道の全沿岸2,400キロを自給自足で9年間釣り歩く。 NHKをはじめ各民放テレビ・ラジオに出演。

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2011年5月号 

 日本列島を震撼させた、あの忌まわしい3・11の東日本大震災。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様方に心よりお見舞いを申し上げたい。
 さて、早春のカレイに引き続き道南・日本海が何となく騒がしくなってきた。盛り上がりを見せているのは、プランクトンを追って岸寄りして来たホッケ。達本外喜治〈北の魚歳時記〉によると、「ホッケはうまくない魚、安手の魚、昔は囚人魚とまで言われた」と書いているが、今はどうしてどうして、スーパーあたりでも1匹ン百円もする高級魚。しかも春のホッケは脂が乗って最もうまい時期。釣りたてをサシミにしたり、煮つけ、フライ、つみれ汁にするほか開いて、サッと塩水にくぐらした一夜干しは格別の味がする。サシミはマグロのトロにも匹敵するほどうまいが、アニサキス虫が寄生していることもあるので注意を要する。
 昨年5月は、GW後の正午過ぎに島牧シマロッペ手前の平盤に入釣。投げ竿2本に自作の網ネット仕掛けを着用し、ホッケ主体にアブラコ、カジカなどを爆釣。翌朝は夜明けとともにウキ釣りをし、わずか3時間ほどで約50匹の良型ホッケを釣り上げた。ホッケを釣るには投げ、ウキ、ルアー、垂らしとジャンルは問わないが、手っ取り早いのはコマセを撒いてのウキ釣り。最近はサビキ釣りも流行っているが、釣り趣があって手さばき良いのはやはり1本バリ。餌にはオキアミ、サンマの身エサなどを使用する。