「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ > 釣り > 今月の穴場
写真

月の穴場

斎藤 豊
昭和3年11月江別生まれ 自転車にテントを積み込み、北海道の全沿岸2,400キロを自給自足で9年間釣り歩く。 NHKをはじめ各民放テレビ・ラジオに出演。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年4月号 

「サビイなぁ、冬はやっぱしサビイなぁ…」と言っていたのもつい先ごろまで。日差しもすっかり元気を取り戻し、磯の香りもいつの間にか春っぽくなってツンと鼻をつく。釣り人が待ちに待った春4月、いよいよカレイ釣りシーズンの開幕である。
 桧山管内せたな町大成区は、早春のカレイ釣り場として知られる。釣れるカレイもマガレイ、スナガレイ、クロガシラ、マコガレイと魚種も豊富だ。人気ある釣り場は上浦漁港の外防波堤(西防)先端で、うまく入れればカレイどころかアブラコ、ホッケまでも手にしたようなもの。以前は沖に向かって真っ直ぐ遠投するのがカレイのポイントだったが、新設される南防波堤の波よけブロックが沖合に投入されてからは潮の流れも変わり、今は港灯左側から日昼(ひびる)岬(2時方向)を目がけた方が釣果に恵まれる。特にカレイは早くは3月頃になると沖の深みから沿岸の浅みに向けて岸寄りし出すので、4月から6月ごろにかけては釣れる確率もぐんと高くなる。この方向は、マガレイ、クロガシラのほかホッケの数釣りも楽しめる。
 ところで釣り人が鵜の目鷹の目でカレイを狙うのは、何といっても産卵期を迎えたカレイは焼いても煮つけても脂が乗って最高に美味だからであろう。そのうえツルンとした煮こごりは、家族ばかりか左党の喉をも唸らせるほど。
 ちなみに私がこのポイントで過去に釣った最高サイズは、マガレイ42cm、クロガシラ49cm、アブラコ51cm―でした