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月の穴場

斎藤 豊
昭和3年11月江別生まれ 自転車にテントを積み込み、北海道の全沿岸2,400キロを自給自足で9年間釣り歩く。 NHKをはじめ各民放テレビ・ラジオに出演。

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2009年1月号 

 「わーい!」と子供の歓声。弱い冬の日差しを受けて、ダブル、トリプルで白銀の姿態がキラリと光る。
 近年どこでも見られる港のチカ釣り風景だ。チカは普通満1年(体長10~12cm)で性完熟し、3月~5月に産卵して一生を終える。 が、中には3年も4年も生き続ける図太い奴もいて、チカ釣りファンを一層熱狂させている。このようなチカともなると、サイズもぐ~んと大きくなって20cm超えもしばしば"。しかも抱卵数はザッと3万粒というから驚きだ。チカ釣り人はこれらの大チカを、畏敬の念を込めてゴンボチカと呼ぶ。
 さて釣り場だが、冬場の釣り?と言えば聞いただけでも身は凍えるが、お勧めできるのは比較的温暖な噴火湾(内浦湾)。中でも長万部漁港は近隣でも名の知れたチカ釣り場だ。飽きずに5、6時間も粘れば大チカ混じりで軽く3桁台に手が届く。基本は3・5または4号のスピード仕掛けにオキアミを付けての誘い釣り。群れてくると餌なしでも竿先を上下するだけで数釣れる。ポイントは内防波堤(北防)基部の最初の階段を上がった釣りデッキ外海側、または基部から先端部にかけての港内側。特に先端部は大型アブラコやイシガレイも期待できるので、イソメを餌にぶっ込み竿を垂らして置くと面白い。
 チカ釣りは家族連れでも楽しめることから最もポピュラーな釣りの一つであり、これからは日が経つにつれ抱卵チカも連れだすので、寒いと言わずに出かけてみては?