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月の穴場

斎藤 豊
昭和3年11月江別生まれ 自転車にテントを積み込み、北海道の全沿岸2,400キロを自給自足で9年間釣り歩く。 NHKをはじめ各民放テレビ・ラジオに出演。

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2013年12月号 

 1991年5月号から22年間続いている本連載ですが、執筆してきた斉藤豊氏の体調不良のため、まことに残念ながら今回で最終回とさせていただきます。
 これまで「自転車釣り師」として全道各地を季節問わずに釣り歩いてきた斉藤氏には、他では聞けないような穴場情報を本誌面を通じて惜しげもなく紹介していただきました。2010年5月には本連載をまとめた新書「自転車釣り師 斉藤豊 北海道を釣る」を発行。最終回では、その中でつづられている斉藤氏の釣りへの思いを紹介させていただきます。
  ◇     ◇
 人から言われるまでもなく、私は釣りが好きだ。何せ石狩川の傍で生まれ、石狩川とともに育ち、小学校入学のずーっと前の4歳ころより釣りを始めたのだから仕方がない。
 非情と思われるかも知れないが、私は、たとえハリに掛かって血を流しても、バタバタ跳ねて苦悶していても、その魚がかわいそうだとは思わない。元もと釣られた魚は、きれいに食べられてこそ成仏ができるというもの。したがって、釣っても食べない魚は、海釣りでも渓流釣りでも即リリースしてやるのが魚への思いやりであると考える。
 あらゆるスポーツでもそうであるように、相撲には相撲道、釣りには釣道というものがある。そのマナーから外れずに、一人でも多くの人に釣りに参加していただき、釣りを楽しんでもらいたいというのが基本的な私の心情。